当院について

患者さんの権利

患者さんの権利と患者さんへのお願い

患者さんの権利

私たちは「患者さんの権利」を大切にします。

  • 良質な医療を受ける権利
  • 自身の医療に関し十分な情報と説明を受ける権利
  • 自ら医療を選択する権利
  • 他の医療機関の医師等の意見(セカンドオピニオン)を求める権利
  • 個人情報とプライバシーが保護される権利

これらの権利が尊重されなかったと感じる場合は、意見を述べることができます。

病院から患者さんへのお願い

医療は患者さんと私たちの信頼関係を基礎にした共同作業です。
適切な医療が実践できるよう、以下のことにご協力ください。

  • 医療への積極的な参加をお願いします。
    医療が安全かつ適切に行われるために、患者さん自身が医療者とともにチーム医療の一員として、積極的に医療にかかわっていただくことが重要です。
  • 診療情報の提供をお願いします。
    医療者が診療において的確な判断を行っていくため、病状や家族歴、既往歴、アレルギーの有無、薬の服用状況などの情報は、できる限り正確にお知らせください。
  • 医療の安全確保のための取り組みにも患者さんの協力が必要です。
    自分自身が受ける医療行為、投与される薬などに関する疑問や不安は、遠慮なく医師や医療スタッフにお伝えください。「医療事故を防ぐために、患者さんにできる最も重要なことは、患者さん自身が医療チームの一員として積極的に参加することです」と米国保健省の下部組織のAHRQ(医療の質研究疔)が公開している「医療事故を予防する20の秘訣」(https://www.ahrq.gov/questions/resources/20-tips.html)に掲げられています。
  • 入院中の転倒・転落事故を防ぐための取り組みへの協力をお願いします。
    入院中は、転倒や転落事故を防ぐための医療者の指示に従ってください。患者さんの状況によっては、ご家族等に対して、一時的に身体抑制のお願いをすることがあります。その際には担当者より状況・方針を説明しますので、ご協力をお願いします。
  • 院内感染の防止のための取り組みにも患者さんの協力が必要です。
    感染症の蔓延を防ぐため、院内では、原則、マスクの着用をお願いいたします。

    マスクをお忘れの場合は、正面玄関入口にマスクの販売機がございます。

  • 院内感染の防止のための取り組みにもお見舞いに来られた方の協力も必要です。
    かぜ症状や下痢、嘔吐などの症状がある場合は、お見舞いをご遠慮ください。また、原則として抵抗力のない小さなお子さんの面会はお断りさせていただいております。なお、患者さんの状況によりましては、職員より手洗い・消毒やマスク・ガウンの使用などを個別にお願いする場合があります。わからないことは何でも職員にお尋ねください。
  • 以下のような犯罪行為、迷惑行為、その他これらに準じる行為を禁止いたします。
    これらの行為により、当院との信頼関係が破たんした場合は、当院での診療を原則としてお断りいたします。
    • 暴言・暴力行為・脅迫・窃盗
    • 危険物の持ち込み・飲酒、喫煙(駐車場を含めて敷地内禁煙)
    • 入院時における無断外出・外泊
    • 他の患者もしくは医療従事者への迷惑行為
    • ハラスメント行為
    なお、暴力行為やハラスメントは犯罪です。暴力・暴言などで他の患者さんにご迷惑がかかる場合や医療者の診療行為が妨げられる場合には、当院での診察を中止することがあります。また、必要に応じて警察へ通報することがあります。
  • その他、病院の取り組みについてご協力をお願いします。
    当院では働き方改革を推進する取り組みとして、病状説明等の対応時間を、原則として平日の勤務時間内(午前8時30分から午後5時15分まで)とさせていただいております。ただし、病状の変化や緊急時等はその都度判断して行っておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。