臨床検査科
臨床検査科は、病院の臨床検査技師7名、エスアールエルの臨床検査技師8名、病院の心理判定員1名の16名で構成されています。
臨床検査科の業務は、検体検査と生理検査、心理検査に分けられます。
臨床検査科では、患者さんの診断に役に立てるよう、また安心して検査を受けて頂けるよう「迅速に」「正確に」「思いやりをもって」をモットーに、スタッフ一同努力してまいります。どうぞよろしくお願いします。
検体検査
検体検査とは、血液や尿など患者さんから採取された検体を分析する検査のことで、貧血・血糖・肝機能・細菌検査・腫瘍マーカーなど多くの検査があります。一部の検体検査は24時間体制としており緊急時にも対応しています。
生化学検査
血液や尿の中に含まれているタンパク質や糖、電解質、酵素など様々な成分の検査を自動分析装置を用いて測定します。現在37項目の検査を実施しています。

血液・凝固検査
血液中の白血球、赤血球、血小板の細胞数の測定や各血球の形態や白血球の分類、異常細胞の有無を顕微鏡を用いて確認します。
また、体内の血を固める作用を担う血液凝固能が正常かどうかのスクリーニング検査を実施しています。
採血のいろは(PDF)


尿一般検査
尿の検査では、腎臓や膀胱などの疾患のスクリーニング検査や病態把握を行うために尿定性・尿沈査の検査を行っています。
尿定性検査では、主に蛋白、糖、潜血(赤血球)がどのくらい尿中に排泄されているか、試験紙の色調の変化により判定しています。尿沈査検査では自動分析装置だけでなく顕微鏡を使用して尿中に排泄されている有形成分(赤血球、白血球、円柱、細菌)の種類や数を調べることで、腎臓や膀胱の異常をいち早く知ることが出来ます。

免疫血清検査
B型肝炎・C型肝炎ウイルスなどの感染症や腫瘍マーカー、甲状腺機能、心機能マーカーなどの検査を行います。

輸血検査
ABO血液型の検査を行います。その他にも輸血の際の適合血を判断するためのクロスマッチ検査なども行います。

細菌検査
採取された様々な材料(喀痰、尿、便など)の中に感染症の原因となる菌がいるかどうか、またその菌に効く抗菌薬は何であるかを調べる検査を行います。
生理検査

心電図

トレッドミル

エコー
生理検査とは、直接患者さんに接して行う検査のことで、心電図検査・運動負荷心電図・肺機能検査・ABI/CAVI検査・聴力検査・脳波検査・神経機能検査・超音波検査(腹部・心臓・頚動脈などの血管・乳腺など)などがあります。
また病棟に出向いて新生児の聴覚検査も行っております。
超音波検査は予約制です。予約以外の検査にもできるだけ対応していますが、予約を優先しています。ご理解のほどよろしくお願いします。
心電図、運動負荷心電図、肺機能、血圧脈波、超音波(心臓・腹部・表在・血管)
心理検査
心理検査は公認心理師が行います。心理検査には、知能や発達特性を測定する検査、人格・性格傾向を調べる検査、認知症や記憶について調べる検査などがあります。方法は、質問に口頭で答える、質問紙に回答する、絵やカードを見て考える、絵を描く、見て・聞いて覚えるなど検査によって様々です。検査にかかる時間は、10分程度で終わるものから、2時間くらいかかるものもあります。心理検査で得られた客観的な結果を基にして、医師の診察や治療の参考にしたり、患者さん自身の問題や不安への解決につながる情報を提供したりします。